手軽に食べれるピーナッツの糖質量は?ピーナッツから得られる効果や食べる際の注意点を解説

糖質制限ダイエットをしていると「この食品は食べてもいいのか」「あの食品は食べてもいいのか」と、どんな食品を食べればいいのか一つ一つ気になりますよね。
この記事ではピーナッツが糖質制限ダイエットに向いている理由を解説していきます。

結論から言うと、

  • ピーナッツには100グラムあたり10グラムしか糖質が含まれていない!
  • 脂質が50グラムほど含まれているが、植物性なので脂肪になりにくい!
  • オレイン酸やリノール酸など、ダイエットに効果的な脂質が含まれている!
  • 生活習慣病予防や老化防止も期待できる!
  • GIが15しかなく、ダイエットに適した食品!
  • 素焼きピーナッツがおすすめ!
  • 1日30グラム前後を間食や食前に食べよう!

では、さっそく詳しく見ていきましょう!

ピーナッツに含まれる糖質、カロリーは?

糖質制限ダイエットをする際、ピーナッツは食べてもいいのでしょうか?
ここでは、ピーナッツに含まれる糖質やカロリーはどの程度なのかご紹介していきます

ピーナッツに含まれる糖質

実はピーナッツに含まれる糖質はとても少ないです。
100グラムあたり、10gほどしか含まれていません。

糖質が少ない! ということはダイエットに有効なのでしょうか?

ピーナッツのカロリー

100グラムあたり、10グラムほどしか糖質が含まれていないピーナッツですが、
実はカロリーはかなり多めです。

なんとピーナッツには、脂質が100グラムあたり50グラムほど含まれています。
なので、100グラムあたり600キロカロリーにもなってしまうのです。

糖質が少ないので、ダイエットにいい! と思われがちですが、脂質が多く含まれているため、食べすぎには気をつけなければいけません。

ピーナッツの栄養や得られる効果

ピーナッツは糖質が少なく、脂質が多いことがわかりましたが、脂質が多いならダイエットには向かないと思われるかもしれません。
ですがピーナッツはダイエットにとてもオススメできる商品です。

次にピーナッツに含まれる栄養素・健康効果について解説していきます。

ピーナッツに含まれる良質な油

ピーナッツは脂質が多く、太りやすいのでは?と思われるかもしれません。
ですが、ピーナッツに含まれる脂質は生活習慣病予防やダイエットにも効果的な「オレイン酸」と「リノール酸」です。

オレイン酸

オレイン酸は参加しにくく、発がんの元とされる「過酸化脂質」を体内で作りにくいと言われています。
また、動脈硬化の原因と言われる「悪玉コレステロール」のみを減少させるなど、生活習慣病の予防への効果が期待できます。

リノール酸

リノール酸は、体内で合成できないので食品から摂取しなければならない脂質です。
血中のコレステロールを減らす働きがあります。

ただ、摂取しすぎると善玉コレステロールを減らしてしまうこともあるので、注意が必要です。

ピーナッツの脂肪は太りにくい!

脂質には動物性と植物性がありますが、ピーナッツの脂質は植物性なので太りにくいのが特徴です。
むしろコレステロールや脂質を減らしてくれる働きがあるので、ダイエットにも効果的。

老化を防止する抗酸化作用がある

ピーナッツの種皮には「レスベラトロール」というポリフェノールの一種が含まれています。
レスベラトロールは抗酸化作用が強く、悪玉コレステロールを減少させてくれたり、老化や生活習慣病の予防にも効果的です。

ピーナッツを食べると記憶力が上がる!

さらにピーナッツには「レシチン」という栄養素が入っており、このレシチンは記憶力をアップさせる効果があります。
このレシチンは、記憶力アップだけでなく脳の老化防止にも役立つと言われています。

ピーナッツで糖質制限ダイエット

餃子 糖質制限

ピーナッツは糖質が少なく、多く含まれる脂肪も植物性脂肪なので、健康に有益な成分がたくさん入っていることがわかりましたね。

ここではピーナッツが糖質制限ダイエットに向いている理由を深く解説しつつ、おすすめの食べ方を紹介します。

ピーナッツのGI

「GI」とは、血糖値の上昇度合いを表す数値です。
GIは低ければ低いほど血糖値が緩やかに上がるため、脂肪にもなりにくく、健康にも良いとされています。
GIが70以上で高GI食品、56~69で中GI食品 55以下で低GI食品と言われていますが、ピーナッツのGIはなんと「15」しかありません。

なのでピーナッツは、糖質そのものが少ない上に吸収も遅く、糖質制限ダイエットにはもってこいの食品といえます。

ピーナッツのおすすめの食べ方

ここでは、糖質制限ダイエットをする時、おすすめの食べ方を紹介します。
ピーナッツそのものはダイエットに向いているものの、選び方を間違えるとダイエット効果が減るどころか余計に太ってしまいます。

バターピーナッツ

よくスーパーにおつまみとして売られているバターピーナッツですが、糖質制限ダイエットにはおすすめしません。
バターは動物性脂肪であり、植物性脂肪と違って体脂肪となりやすいのが特徴です。

ピーナッツバター

こちらも糖質制限ダイエットにはおすすめしません。
ピーナッツバターには砂糖がたくさん含まれているため、脂肪の吸収が促進されてしまいます。

素焼きピーナッツ

素焼きピーナッツが糖質制限ダイエットでは一番おすすめする食べ方です。
余分な添加物もないためピーナッツの健康効果をそのまま得ることができます。
もちろんバターや砂糖などダイエット効果を減らしてしまう成分もありません。

ピーナッツは食べるタイミングに気をつけよう

糖質制限ダイエットに効果的なピーナッツといえど、ただ多く食べればいいわけではありません。
ここでは適切な食べる時間帯や食べる量を解説していきます。

ピーナッツを食べるタイミング

今まで間食にお菓子を食べる習慣があった人は、おやつからピーナッツに置き換えることをおすすめします。
また、また食前にピーナッツを食べる事で満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。

ピーナッツを食べる際の適量

1日の適量は30グラム前後と言われています。30グラムを10時や15時のおやつの時などに分けて食べるようにしましょう。
空腹の時間が長く続くと、身体は筋肉を分解しやすくなってしまいます。
筋肉が分解されてしまうと基礎代謝が下がってしまい、ダイエットに悪影響ですよね。
ピーナッツは緩やかに吸収されるため腹持ちもよく、間食に食べることで筋肉の分解を防ぐ効果も期待できそうです。

まとめ

ピーナッツ 糖質制限

  • ピーナッツには100グラムあたり10グラムしか糖質が含まれていない!
  • 脂質が50グラムほど含まれているが、植物性なので脂肪になりにくい!
  • オレイン酸やリノール酸など、ダイエットに効果的な脂質が含まれている!
  • 生活習慣病予防や老化防止も期待できる!
  • GIが15しかなく、ダイエットに適した食品!
  • 素焼きピーナッツがおすすめ!
  • 1日30グラム前後を間食や食前に食べよう!

ここまでピーナッツが糖質制限ダイエットに向いているのかどうか解説してきました。
この記事を参考に、ぜひピーナッツをダイエットに取り入れてみてください!