巻き肩の矯正方法|巻き肩を矯正して肩こりや首こりを治そう!

巻き肩と聞いて「猫背のことでしょ」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、正確には別物になります。巻き肩とは肩の変形のことです。

巻き肩になると肩こりや首のこりなどになります。現代人に6割は巻き肩になっていると追われています。

そこで、今回は巻き肩について原因や対策までを一挙に紹介していきますので巻き肩で悩んでいる方には是非とも読んで欲しい内容となっていますので、最後までお付き合いください。

巻き肩を矯正する前にそもそも巻き肩とは何かを知る


巻き肩についてよく知られておらず、まり認知されていませんが、巻き肩になっている方は多勢います。それでは、巻き肩とはどのような症状なのかを説明していきます。

巻き肩と猫背の違い

巻き肩と猫背は同じと思っている方が大半です。そこで、猫背と巻き肩の違いについて解説します。

猫背とは、背中の骨が曲がった状態のことを指します。背中を中心に前方向に曲がった状態になります。

原因としては、背中や胸の筋肉が弱りまっすぐの状態を保つことができずに背骨が曲がった状態で長時間過ごすうちに骨が曲がってしますのです。

一方、巻き肩は、肩の骨が内側に入り込んでいく状態のことをいいます。猫背は背中が曲がり、巻き肩は肩が内側に入っていきます。

巻き肩の状態は、背中の肩甲骨が離れることになり、肩周りの血流が悪くなり肩こりや首こりの原因となるのです。

巻き肩の矯正|巻き肩になる原因とは

現代人によくみられる巻き肩ですが、原因はどこに潜んでいるのでしょうか。
それは、現代人の特徴的な行動になります。普段の仕事や生活の中でよくみられる、長時間のパソコンでの作業ややスマホの使用で巻き肩が起きているのです。

パソコンやスマホを使用するときには、どうしても前かがみになり肩が内側に入った状態で長時間過ごすことになります。1日に多い人では、10時間ほど使用している方もいるのです。

巻き肩を矯正できるエクササイズ

巻き肩を矯正することはできます。簡単なエクササイズを取り入れるだけで巻き肩の状態が変わっていきますので、巻き肩で悩んでいる方は1日のちょっとしたスキマ時間に取り組めますので是非ともトライしてください。

リバースプランク

ブリッジとは異なりますが、似ているエクササイズです。巻き肩にも効果があるのですが、猫背にも効果がありますので、猫背を気にしている方にもオススメのエクササイズになります。

やり方としてはいたってシンプルです。
①足を伸ばして座ります。
②両手を後ろにつきます。
③手の向きは足に向かってついてください。
④お尻をあげて身体を一直線にします。
⑤一直線にした状態で15秒〜30秒キープします。
⑥この動作を3セット繰り返します。

注意点とポイントとしては、
・両ひじをしっかりと伸ばす。
・身体を一直線にすることです。
・胸をしっかりと張ると身体が一直線になりやすいのです。
・足先に力が入り過ぎないように自然な状態にする。
・最終セットになるとお尻が下がってくるので意識する。

二頭筋を鍛えるエクササイズ

腕の筋肉は上腕三頭筋と上腕二頭筋で大半をしめています。上腕二頭筋が力こぶ側で、上腕三頭筋がその反対のよくたるみを気にする側になります。

普段の生活では、上腕二頭筋だけが主に使われますので、上腕三頭筋はあまり使われません。しかし、たるんだ腕を少し解消する方法として、腕のエクササイズをすることで腕の筋肉がほぐれてバランスの良い腕にすることだできます。

やり方としては、
①壁に背を向けて立ちます。
②壁に両手をあてます。(指先は上に向けて状態)
③手が壁から離れないようにゆっくりしゃがみます。
④この状態で10秒〜20秒キープします。
⑤これを3セットおこないます。

ポイントとしては、壁との距離は一歩程度あけます。しゃがんだ時に上腕二頭筋が伸びていることを確認してください。

まとめ

現代人の特徴ともいうべき巻き肩ですが、猫背だと思い込んでいる方が大半です。
猫背を直してもどうも肩こりや首こりが治らないと思っている方は、巻き肩が原因かもしれませんので、思いあたる方はエクササイズをおこない巻き肩を改善して体の不調から抜け出してください。