手首を太くしたい人必見!手首を太くするためのトレーニングを徹底解説!

手首が細くて悩む若い男性の声をよく聞きます。腕時計が似合う男らしい手首に憧れる人も多いのではないでしょうか。こちらでは手首を太くできるのか?という疑問や、具体的なトレーニング方法、手首を強化する栄養素について解説しています。

実践すると男らしい腕まくりの似合う手首が手に入ります。トレーニングは器具なしでできるものも紹介していますので、今すぐ取り組めます。

手首を太くすることはできるのか?

手首には筋肉がほとんどないので太くなる可能性は少ないですが、鍛えるメリットは大きいです。

手首はあらゆる動作に関与するので、鍛えておくとトレーニング効率があがります。

たとえば懸垂は、手首が疲れてしまって回数が重ねられないという人も多いはず。手首が強ければ狙う広背筋を追い込むことが可能になります。

手首も曲げ伸ばしができる以上、筋肉は存在します。主に筋肉を内側に曲げる尺側手根筋群と手首をそらせる長橈側手根伸筋などです。

時間がかなりかかりますが、太くできないことはありません。むしろ他の人がおろそかにしがちだからこそ、鍛えれば周りと差がつきます。

手首の太さは骨と腱の太さ

手首付近には筋肉がほとんどないので鍛えても分かりやすくは変わりません。

手首の太さはほぼ骨と腱の太さです。そして骨と腱は遺伝の要素がとても大きな割合を占めます。

骨と腱は強くできる

骨格は鍛えても見た目に変化が出るほど太くはなりません。

太くするのは難しくても、強くすることはできます。骨も筋肉と同様に負荷や栄養、休養で鍛えることは可能です。

骨も代謝をしていて、古い骨細胞は壊れて血液に吸収され、新しい骨細胞が作られるのです。骨が折れてもまたくっついて元に戻るのも、骨が代謝をするためです。

筋トレをすると少なからず骨にも刺激が入って傷がつきます。傷を修復するためにカルシウムが使われます。一連のサイクルで骨は目に見えて太くならなくても密度はあがるのです。

腱に関しても同じで、傷ついた腱の修復にはコラーゲンが使われます。

手首を太くするトレーニング方法とは?

手首はあらゆる動作で使われるので、パフォーマンス効果をあげるためにも鍛えて損はありません。ダンベルを持つだけでも、鉄棒にぶら下がるだけでも手首は使われます。

こちらでは今すぐできる器具なし、手軽なダンベル使用、その他の器具を使用するトレーニングについて解説しています。

器具なし①:手首のストレッチ

ストレッチも立派なトレーニング。ストレッチをするとしなやかな動きにつながり、ケガの防止に役たちます。手首はよく使われるのでよくストレッチをするべきです。

  • 手首ストレッチのやり方
  • 手首をグルグルまわす
  • 手の指を逆の手でそらせる

器具なし②:グーパー運動

握力を鍛える運動ですが、手首にも効果があります。高回数で鍛える種目です。

グーパー運動のやり方

  • 床と垂直にすっと腕を前に伸ばす
  • 手をグーパーグーパーと休みなく1分間繰り返す
  • 手を下におろして手をグーにする
  • 握ったまま内側に曲げて伸ばしてを休みなく1分間繰り返す

器具なし③:リストプッシュアップ

腕立て伏せを握りこぶしで行います。大胸筋や上腕三頭筋がメインターゲットですが、前腕や手首も狙えます。

リストプッシュアップのやり方

  • 腕立て伏せのポジションをとります
  • 両手を握りこぶしにして床につけます
  • ひじを曲げて胸を床ギリギリまでおろします
  • ひじをのばして元の位置に戻ります

ダンベル使用①:リストカール

前腕の前面を鍛えられることによって手首の動作に効果を発揮します。メインターゲットは前腕筋群ですが、尺側手根筋群と長橈側手根伸筋も鍛えられます。

リストカールのやり方

  • 椅子に座って手の平を天井に向けてダンベルを握ります
  • 腕を太ももに固定して手首は外にはみ出させます
  • 手首はそらせた状態からスタート
  • 手首を内側に丸めこみます。腕は固定してできる限り筋肉を縮めます
  • 手首を逆側にゆっくりおろして、手首をそらせた状態に戻します

ダンベル使用②:リバースリストカール

リストエクステンションとも呼ばれるトレーニングです。リストカールと併せて行うと手首を効率的に鍛えられます。

リバースリストカールのやり方

  • 椅子に座って手のひらを床にむけた状態でダンベルを握ります
  • 腕を太ももに固定して手首は外にはみ出させます
  • 手首は丸めこんだ状態からスタート
  • 手首ををそらせてダンベルをあげます。腕は固定してできる手首をそらせます
  • 手首をゆっくりおろして、手首を丸めた状態に戻します

ダンベル使用③:ウルナ・フレクション

尺側手屈筋、尺側手伸筋、小指伸筋などの前腕の筋肉群を鍛えられます。

ウルナ・フレクションのやりかた

  • ダンベルの前を持ってひじを伸ばして直立します
  • ひじを動かさないようにして手首を小指側に曲げてダンベルをあげる
  • できるかぎり曲げてから、ゆっくり元の位置に戻す

ダンベル使用④:ラディアル・フレクション

前腕群の中でも橈側手根伸筋、橈側手根屈筋、長母指外転筋を鍛えられます。

ラディアル・フレクションのやりかた

  • ダンベルの後ろを持ってひじを伸ばして直立します
  • ひじを動かさないようにして手首を親指側に曲げてダンベルをあげる
  • できるかぎり曲げてから、ゆっくり元の位置に戻す

器具使用①:ハンドグリップ・パワーボールを握りこむ

握力のトレーニングですが手首の筋肉も鍛えられます。強度の違うものを使って4~9回握れるもので3セット、1~2回握れるもので3セットで行うとより効率的なトレーニングが可能に。

器具使用②:リストローラー

リストローラーという筋トレ器具を使います。40cmほどのバーの真ん中にひもや鎖が巻いてあり、ひもや鎖に重りがつけられる器具です。前腕と手首を前側、後ろ側まんべんなく鍛えられます。

リストローラーのやりかた

  • リストローラーのバーを両手で持つ
  • 前腕を前に突き出す
  • くるくると重りを巻き上げる
  • ゆっくりと重りを元の位置に戻す

器具使用③:ブレードピンチ

バーベルのプレートのみを使うトレーニングです。握力とともに手首の強化ができます。

ブレードピンチのやりかた

  • プレートを2枚重ねて指で挟みます
  • 2枚のプレートを重ねたまま持ち上げて15秒キープ

前腕を鍛えるついでに、手首を太くする

手首が細くてコンプレックスになっている場合は前腕をトレーニングすると、たくましい印象に。袖まくりをしたときの張りがある太い前腕は男らしい魅力にあふれています。

前腕と手首の筋肉は一緒に鍛えてしまいましょう。効率よく男らしい腕のラインを作れます。

手首の骨を太くするためにカルシウムをしっかりとる

骨を鍛えて丈夫にするためには食事もおろそかにはできません。カルシウム、ビタミンD、ビタミンKは骨の形成には大事です。カルシウムは骨の材料、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンKは骨密度アップに必要となります。
カルシウムが豊富な食品

  • 桜エビ
  • プロセスチーズ
  • しらす干し
  • モロヘイヤ

ビタミンDが豊富な食品

  • きくらげ
  • しめじ
  • イワシ
  • カツオ

ビタミンKが豊富な食品

  • 納豆
  • ほうれん草

手軽に食べられる食品が多いので毎日の食事に少しづつ取り入れてみましょう。

まとめ

手首はて筋肉が小さいので太くするのにかなりの時間を必要とします。トレーニングも地味なものが多いですが前腕といっしょに鍛えておくと、他のトレーニングでのパフォーマンスアップに繋がります。腕立て伏せや懸垂も手首が疲れてできない、機会ロスが減るのです。

トレーニングも器具が要らないものから専用の筋トレグッズを使うものまで幅広くあります。器具なしの運動は今この瞬間から始められるのでやってみましょう。

トレーニング前後の食事ではタンパク質とともにカルシウム、ビタミンD、ビタミンKを含む食品を食べると手首の骨を強化できます。

手首を太くするためのトレーニングや食事で周りの人に差をつけましょう。手首まで鍛えるあなたは既に一歩先へ進んでいます。