身体には痩せやすい部位、痩せにくい部位があることを知っていますか?
この記事は、以下のような悩みをもっている方を対象にしています。
・身体はどういう順番で痩せていくのだろう
・ダイエットに取り組んでいるけど、痩せてほしい部位が痩せないのはどうしてだろう
最後まで読むことで、身体の部位の痩せる順番や太る順番、痩せるために必要なことと痩せるために重要な知識を学べます。
目次
身体には痩せる順番があることを知る
身体には痩せる順番があります。
痩せる順番を知っておくことで、目的の部位がすぐに痩せなくても悩むことなくダイエットを継続することができるでしょう。
肝臓から遠い部位から順番に痩せる
個人差はありますが、肝臓から遠い部位から順番に痩せていくことになります。
肝臓から遠い部位とは、手首、足首やふくらはぎです。これらの部位が太っていると感じる人は少ないと思います。生命を維持する重要な役割をもっている臓器から離れているため、痩せていても問題がないためと言われています。
ダイエットで多くの人がターゲットとするお腹、お尻やふとももが痩せるのはあとのほうになります。身体にとっては見た目に影響を与える部位より、生命の維持にかかわる肝臓から近い部位を手厚く守ることが重要なのです。
顔が痩せるのもあとのほうです。顔は肝臓からは遠いですが、生命の維持に重要な脳に近いため、痩せにくい部位になります。
手首、足首
もっとも痩せやすい部位が手首、足首です。よほど太っている人でない限り、これらの部位は細いイメージがあるかと思います。軽い運動に取り組むだけでも比較的簡単に痩せることができます。
ふくらはぎ
手首、足首の次に痩せやすい部位がふくらはぎです。ふくらはぎも肝臓から遠い部位であるため、ダイエットを始めて早い段階で効果が表れます。
腕
手首、足首、ふくらはぎの次に痩せやすいのが腕になります。肌の露出が増える夏には、腕の脂肪はほかの人に見られやすいため、腕の脂肪を落としたいと考えている方は多いと思います。
これ以降に説明する部位と比べれば腕の脂肪は落ちやすいため、継続してダイエットに取り組めば結果につながるでしょう。
ふともも
次に痩せていくのがふとももです。このあたりから何となく痩せにくいイメージをもっているかと思います。
ふとももは手首、足首やふくらはぎに比べて肝臓に近いため、脂肪がやや落ちにくいです。ダイエットする際にはこのことを頭の片隅において、じっくりと取り組むことが大切です。
お腹、お尻
多くのダイエットに取り組んでいる人の目的が、お腹、お尻周りの余計な脂肪を落とすことにあると思いますが、残念ながらお腹、お尻周りの脂肪は落ちにくいです。
生命の維持に大切な臓器を守る役割があるため、痩せていくのは終盤です。都合よく最初にお腹、お尻周りが痩せてくれることはまずないので、目標をもって継続的にダイエットに取り組む必要があります。
顔
顔周りの脂肪が多いと太っている印象を与えやすいため、シュッとした顔を手に入れたいと考える人はたくさんいると思いますが、顔周りの脂肪が落ちるのは最後の最後になります。
顔は脳に近く、受けた衝撃から脳を守るために、手厚く守りを固めておくべき部位なのです。痩せた顔を手にするためには時間がかかるため、強い気持ちをもってダイエットに取り組みましょう。
痩せる順番があるということは太る順番もある?
ここまで身体の痩せる順番について説明していきましたが、痩せる順番があるということは太る順番もあるのだろうかと疑問に思った方もいるかと思います。
結論から伝えると、太る順番もあります。
痩せにくい部位から太る
辛いことに、太る順番は痩せる順番の反対になります。もっとも痩せにくい顔やお腹、お尻周りから太っていくのです。
そのため、ズボンをはくときに少しウエストがきつく感じる、または鏡に映った自分の顔が丸くなった気がするといった変化で太り始めていることに気づくことができます。
太っている自分を気にせず、改善しないまま放置してしまうと、痩せにくく太りやすい顔やお腹、お尻周りにどんどんと脂肪がついてしまうため、痩せていると周りからも思ってもらえる体型になるためには人一倍の努力が必要になってしまいます。
このことから、体型の維持に投げやりになることは危険で、日ごろから身体の変化に気を配って早めに対処することが大切です。
痩せやすい脂肪と痩せにくい脂肪がある
脂肪には大きく分けて肝臓脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪の3種類があり、痩せる順番は、肝臓脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪の順番になります。
これまで説明してきた身体の見た目に影響する部位の痩せる順番は、皮下脂肪についての説明になります。
そもそも見た目に影響する皮下脂肪は痩せにくいということを念頭において、根気よくダイエットに取り組む必要があります。
皮下脂肪を落とそう
それでは、身体の見た目に影響する皮下脂肪を落とすためには何に取り組んでいけばよいのかを見ていきましょう。
消費カロリー > 摂取カロリー
もっとも重要なことは、「消費カロリー > 摂取カロリー」を守ることです。色々なダイエット方法があふれていますが、この式をおさえることはダイエットの基礎中の基礎です。
1日の摂取カロリーは食事による合計の摂取カロリーになります。
また、1日の消費カロリーは、基礎代謝(生命活動による生きているだけで消費するカロリー) + 運動で消費したカロリーの合計になります。
最近では、商品のパッケージにカロリーが記載されていることが多く、パッケージを確認することで1日の摂取カロリーを求めることは簡単になりました。
運動によるカロリー消費よりも、食事による摂取カロリーをおさえるほうが簡単なため、まずは1日の摂取カロリーを把握して、多すぎるようであれば減らす努力をしましょう。
筋トレ、有酸素運動を行う
消費カロリーを増やすための行動として上がるのが、筋トレや有酸素運動になります。どちらも消費カロリーを増やしてくれますが、より重要だと考えるのは筋トレです。
“1日の摂取カロリーをおさえることが大切だから、断食をすれば運動しなくてもいい” と考えるかもしれません。しかし、それでは筋肉の量が減り、痩せているけど美しくない身体、つまりスキニーファットになってしまいます。
筋トレに取り組み、筋肉の量をキープした状態で、食事制限や有酸素運動によるカロリー消費を行うことで、ダイエットの目的である痩せていて美しい身体に近づくことができるのです。
痩せたい部位を集中的に狙う
ここまでの説明を聞いたうえで、それでも目的とする部位を集中的に痩せることはできないのかと思う方もいると思います。
結論として、脂肪が落ちる順番はある程度決まっているのですが、目的の部位の筋肉の量を増やすことで、引き締まっているように見せることは可能です。
当メディアでは様々な部位の筋トレ方法について解説していますので、目的とする部位の筋トレ方法を学んで取り組んでみてください。
サプリメントを取り入れることも有効
また、筋トレをおこなう際には、並行してサプリメントを取り入れるのもよいでしょう。
代表的なものにはプロテインがあります。なかでも牛乳の成分からできているホエイプロテインは、体内への吸収が早いうえ、カロリーも低いので筋トレ中の人にはぴったりです。
ただし、プロテインを家の外で摂取する場合は、ボトルを持参し、水分と混ぜるというひとてまがあることが難点です。
その点、錠剤のサプリメントであれば、いつでも手軽に摂取することができます。
錠剤のサプリメントを選ぶ際には、タンパク質を合成に大きくかかわかる「HMB」が多く含まれるものがおすすめです。
HMBは筋肉をつくったり、筋肉が分解されて減ってしまうことを抑止する働きがあります。筋トレ中の人には不可欠な成分ですが、一日のうちに体内で生成される量はごくわずか。このため、サプリメントで摂取することが効率的なのです。
痩せるための重要なキーワードは「継続」
痩せるための重要なキーワードはズバリ「継続」です。「継続」なしに理想の体型を手に入れることは不可能です。
根気強く食事制限、筋トレ、有酸素運動に「継続」して取り組んで、ようやく少しずつ身体に変化が表れてきます。
小さな変化に気づくために、高性能の体重計を購入して使ってみるのも一つの手です。最近の高性能な体重計は、体重だけではなく体脂肪率や筋肉量などを数値で計測してくれるため、モチベーションの維持に一役買ってくれます。
より効果的に痩せるおすすめのサービスは?
前述したように痩せるためには何よりも継続して運動や食事制限を行うことが重要です。
「ダイエットを始めたけど何をすればいいかわからなくてすぐに辞めてしまう」
「ダイエットに挑戦したいけどそんな時間がない」
といった失敗談や不安要素をお持ちの方にはオンラインフィットネスサービスの「LEAN BODY」をおすすめします。
LEAN BODYは日本最大級のオンラインフィットネス動画サービスで、最近では令和版ビリーズブートキャンプの独占配信を行い、注目を集めています。
LEAN BODYのおすすめポイント
LEAN BODYのレッスン数は400以上あり、最短5分からトレーニングを行うことができるため、飽きることなく継続して行えるのが特徴です。
また、オンラインサービスながら界隈トップクラスのインストラクターによるレッスンを受けることができるため、パーソナルジムに通わずとも同等の効果を得ることができます。
さらに、トレーニングでの悩みや解決したいこと、集中的に鍛えたい箇所などの質問に答えることで自分にあった理想的なレッスンを提示してくれるサービスもあります。
LEAN BODYはこんな方におすすめ
LEAN BODYはお尻や腹筋などの部分トレーニングに加え、ヨガ、ダンスエクササイズなど、初級者から上級者に対応したサービスを展開しています。
特に女性に向けたサービスが充実している印象で、主婦の方やSNSを多く利用する若い女性の方にも支持を得ています。
年齢
20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
体型
痩せ型 | 普通 | ぽっちゃり | 肥満 |
目的
部分痩せ | ダイエット | モデル体型 | マッチョ |
まとめ
身体の痩せる順番から始め、太る順番や皮下脂肪を落とすために必要な行動について見ていきましたがいかがでしたでしょうか。お腹、お尻や顔周りは痩せにくく、太りやすいことから、ダイエットにはとにかく継続して根気強く取り組むことが大切であることが伝わったと思います。また、なかなかダイエットに成功しない方などにはオンラインサービスなどを利用してみるのも一つの手です。
この記事を読んでくれた方は、身体には痩せやすい部位と痩せにくい部位があることを知っています。この事実を知らない人と比べて継続してダイエットに取り組みやすくなったはずです。目的とする部位が痩せるまで粘り強くダイエットに取り組み、理想とする美しい体型を手に入れましょう!
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