スクワットの消費カロリーまとめ|消費数の多いスクワット方法なども解説

スクワットでカロリーは消費できるのか

スクワットは、手軽にできる自重トレーニングです。スクワットをすることで、カロリーを消費しダイエット効果も期待できます。とはいえ、正しい方法で行わなければ、望んだカロリーは消費されません。

またやり方だけではなく、自分の体や目的に合わせた適切な回数をこなすことが重要です。当記事では、スクワットのカロリー消費数をはじめ、正しいやり方まで解説します。自分に合った正しいやり方を知り、スクワットでカロリーを消費しましょう。

そもそもカロリーとは

カロリーとは、エネルギーの単位です。人間の体を維持するには、エネルギーが必要となります。普段生活するだけでも、カロリーは消費されています。特にスクワットなどの運動はよりエネルギーを必要とするため、その分カロリーを消費します。

一方で、エネルギーをため込むことは、肥満の要因になるなど体に悪影響です。そのため、スクワットなどの運動をすることで、適度にカロリーを消費することが大切です。

時間と回数で消費数は変わる?

結論からいうと、時間と回数によってカロリーの消費量は変わります。回数や時間を増やすことで、カロリー消費数は増えます。

とは言え、回数を増やしたからといって、効果的にカロリーを消費しているとは限りません。運動の種類に応じて、一般的な回数や時間が決まっています。また、自分の体に合わせ柔軟に回数や時間を設定することが重要です。

体のコンディションは日々変化しているので、回数や時間は長期間固定せずに、慣れてきたら回数を増やすなど、その都度変えていきましょう。トレーニングの回数や時間に自信のない方は、プロのトレーナーに相談するのがおすすめです。

スクワットの消費カロリー目安

それでは、本題に入っていきます。スクワットではどれくらいカロリーが消費されるのでしょうか。時間と回数別にそれぞれ解説します。双方の視点からスクワットの消費カロリー目安を把握しましょう。

15回あたりの消費数

スクワット15回あたりのカロリー消費数は0.4kcal〜0.5kcal程度です。なお、このカロリー消費数は、20歳〜39歳の平均値となります。あくまで平均ですので、参考程度にとどめておきましょう。次に、時間あたりのカロリー消費数について紹介します。

1分あたりの消費数

スクワットを1分間行った場合の消費カロリーは、6kcal〜7kcal程度です。15回あたりのカロリー消費数と比べ、大きく上回っています。しかし1分間スクワットを続けたからといって、必ずしも効果的とはいえません。先述した通り、人によって適切な時間・回数は異なります。適度な時間・回数でスクワットを行うことが大事です。

スクワット以外で消費カロリーが多い運動

スクワット以外で消費カロリーが多い運動は様々です。1人でも行える運動であれば、ジョギング・ヨガ・腹筋・腕立て伏せなどが挙げられます。

また、バスケットやサッカーなどの激しい運動がともなうスポーツでは、多くのカロリーを消費します。自分のライフスタイルに合わせ、適度な運動を行い、カロリーを消費しましょう。継続的に運動することで、基礎代謝が上がり、カロリーを消費しやすい体になります。

スクワットで消費カロリーを上げるためには

スクワットで消費カロリーを上げるには、様々な方法があります。主に、体への負荷を増やすことで、消費カロリーは上がります。代表例では、ダンベルやバーベルを使うことで負荷を上げることができます。

ダンベルやバーベルなどの重りがない場合は、ジャンプを取り入れたスクワットや、片足でスクワットを行うことで負荷が上がり、カロリー消費量も増えます。負荷を増やすことがポイントです。

効率のよいスクワットのやり方

スクワットをやるからには、効率の良くカロリーを消費したいと考えるでしょう。スクワットは、様々なやり方がありますが、中でも効率のよいスクワットについて、大きく分けて筋力トレーニング向け・ダイエット向けで紹介します。自分の目的に合ったスクワットのやり方を見つけてください。

筋力トレーニング向け

筋力トレーニング向けのスクワットのやり方です。今回は、全4つ種類のスクワットメニューを紹介します。

ジャンピングスクワット:上体を上げる際にジャンプするスクワットです。足を肩幅に広げ、前屈にならないようにお尻を下げ、ジャンプします。
シングルレッグスクワット:片足で行うスクワットです。
スクワットポーズ:通常のスクワットのお尻を下げた状態で30秒間キープするスクワットです。
ジャンプランジ:脚を上げる際に、ジャンプし、脚を前後入れ替えるスクワットです。通常のスクワットとは異なり、膝を床まで下げます。

1種目につき30秒です。最初は種目ごとにインターバルを入れてもいいですが、理想はインターバルなしで2分間続けてトレーニングすることで、筋肉への負担を最大限に上げることができます。

主に太ももの前側にある大腿四頭筋に効くトレーニングです。大腿四頭筋は、日々の歩行をはじめ様々なスポーツのパフォーマンスにおいて重要な筋肉のひとつです。

ダイエット向け

10種類のスクワットです。

ベーシックスクワット:通常のスクワットです。
プリエスクワット: つま先を外に広げて行うスクワットです。上体をおろす際、不安定な動きになるので注意しましょう。
スクワットサイドキック:上がる時に片足を交互にあげるスクワットです。
ラウンドスクワット :体をまわしながら行うスクワットです。
スクワットバックキック: 上がる時に後ろ側に蹴るスクワットです。
スクワット3バウンド :上体をバウンドさせるスクワットです。下がったところで上体をバウンドさせ、3回目で上がります。
スクワットハイキック :上がる時、足をまわすように蹴るスクワットです。
サイドスクワット :横にステップして行うスクワットです。
スキースクワット :足幅を狭めて、お尻を下げた時にスキーヤーのような格好になるスクワットです。
スクワットジャンプ :沈みこんでからジャンプするスクワットです。

ジャンプやキックなど、様々な動きを取り入れたメニューとなります。複数のスクワットを行うことで下半身だけではなく、お腹まわりの筋肉も刺激されます。その結果、ダイエット効果をもたらすのです。また、筋肉のバランスが整う効果もあります。

まとめ

スクワットでカロリー消費を期待できます。具体的には、15回あたりで0.4kcal〜0.5kcal、1分間で6kcal〜7kcal程度です。ただし、正しいやり方でスクワットをしなければ、効果的にカロリーをすることはできません。

当記事を参考に正しいやり方でスクワットをすることが重要です。また、やり方次第では、より多くのカロリー消費が可能となります。自分に合った回数や時間を見つけて、正しくスクワットを行い、カロリーを消費しましょう。