フィジークとは一体何?|フィジークとボディビルの違いやフィジークになるためのトレーニングを解説

言葉では聞いたことがあるがよく知らないのがフィジークではないでしょうか。
フィジークとよく比べられるのがボディビルです。このふたつは似て非なるものになります。大きく違うところはフィジークは大会で評価される場合にビジュアルも重視されるところです。

一方のボディビルは筋肉の大きさがもっとも重要とされています。
今回は、そのフィジークにスポットをあて説明していきますのでフィジークを目指している方もファンの方もじっくりと楽しんでください。

フィジークとはどのようなもの?

フィジークとはアメリカの若者から広まったといわれています。筋肉をどれだけでも大きくすることに力を入れているボディビルに対して違和感をもち、スタイルや顔やヘアースタイルなども筋肉と融合させて評価しだしたのがフィジークの始まりです。

フィジークの特徴

フィジークではとにかく逆三角形の体型が美しいと評価されます。
スタイルの特徴としては、ウエストにくびれをよくみせるかがポイントです。

また、筋肉のバランスも美しさの評価として高い採点がなされるため、ボディビルで入賞した選手がフィジークでは予選落ちしたりなどもよく聞くところです。

ヘアースタイルや顔などのビジュアルも重視されるのでかっこよさも重要になります。

ボディビルとは

ボディビルとはそもそも何の競技になるのでしょうか。歴史から紐解いていきましょう。
ボディビルの歴史は古く19世紀末から始まったといわれ、1940年から1970年までは空前のブームになったほどです。

しかし、筋肉を大きくすることだけに力を入れすぎました。

ボディビルの特徴

とにかくフィジークと違いボディビルは筋肉を大きく見せることが評価の高い基準となります。また、フィジークと違い下半身の筋肉も評価されるので、ボディビルの方はブーメランパンツをはき、より多くの人に鍛えあげた部位をみてもらい評価されたいのです。

フィジークとボディビルの違いとは

さらに具体的にフィジークとボディビルの違いについて項目をわけて説明します。

バランスの良い体型

フィジークではバランスの良い体型が評価に大事な項目になります。ヘアースタイルを含めたビジュアルも大事になり世間的にいえば細マッチョのような鍛え方がいいのです。

トレーニングの内容

ボディビルでは筋肉を肥大化させるために細かい筋肉に分けて高負荷なトレーニングを行いますが、フィジークでは、筋肉を肥大化させるのが目的ではないので、トレーニング方法としては中負荷で速筋だけだなくトータルバランスで鍛えていきます。

下半身に対する評価

フィジークでは、下半身の評価があまりさせません。サーフパンツで出場している選手が多く下半身を鍛えないとバランスが悪くなるので、その部分を意識してさえ入れば評価は高くなります。

一方、ボディビルは下半身の筋肉も評価に関わってきますので、下半身の肥大化させるためにトレーニングもして、より多くの筋肉をみせるために、ブーメランパンツを着て筋肉を美しくみせます。

ビジュアルの美しさ

フィジークはビジュアルの美しさも評価になります。ヘアースタイルから顔のビジュアルまでが対象となるため、ただ筋肉を鍛えるだけではダメでカッコよさや美しさを求めて工夫しなければ高得点は得られません。

ボディビルではビジュアル的な要素を評価としてみられることは今のところありません。

フィジークとボディビルの審査基準の違いとは

審査による基準の違いについて解説していきます。

フィジークの審査基準

筋肉のトータルコーディネイトを上手くおさえるかがポイントとなります。
・ヘアースタイル
・顔
・逆三角形の形に筋肉が鍛えられている
・サーブパンツの着こなし

ボディビルの審査基準

とにかくボディビルは肥大化した筋肉がメインに評価されます。どうくっきりと鍛えられた筋肉をみせるかが鍵となってくるのです。

・筋肉の大きさ
・筋肉のつき方
・脂肪量の少なさ
・ポージング
・下半身の対象

フィジークを目指すためのトレーニングとは?

ボディビルではとにかく筋肉を大きくするのが目的でいろんな部位をまんべなく鍛えていきますが、フィジークでは逆三角形の体型にすることが大事になってきますので多少のトレーニング方法が違ってきます。

そこで、フィジークで高得点を目指すためのオススメの筋トレを紹介します。

インクラインベンチプレス

逆三角形の体にしていくために必要な大胸筋の上部を鍛えるトレーニングになります。
やり方としては、

①ベンチプレスに使用する大の角度を30℃〜40℃に設定します。
②ベンチに座りバーベルを握ります。
③ゆっくりと胸の上部までバーベルを下ろします。
④肘を伸ばしてバーベルを上げます。
この動作を繰り返します。

ベントオーバーローイング

背中の筋肉をつけることも逆三角形の体型にするにはかかせません。
そこで、背中に筋肉である僧帽筋や広背筋を鍛えることができるベントオーバーローイングを紹介します。

やり方
①腰をサポートするベルトを巻く
②重さに応じてストラップを手に巻く
③足は肩幅に開く
④手幅は、外ももから指2本分ほど外したところで両手を構える
⑤軽くお尻を出して腰を45度曲げる
⑥背中が丸まってしまわないようお尻から首まで緊張させる
⑦顔は斜め前を見つめるようにする

サイドレイズ

3つ目に紹介するのが、肩の筋肉である三角筋を鍛えるサイドレイズです。
これも逆三角形の体を作る必須のトレーニング方法ですのでぜひ取り入れてください。

やり方
①肘はやや曲げてダンベルを持ちます
②肩の力を抜き両肩を落とします
③腕が垂直になるまでゆっくりと上げていきます
④上げた時と同じ軌道でゆっくりと下ろします
これの繰り返しとなります。

まとめ

知っているようで知らないフィジークとボディビルの違いについて解説しました。
筋肉の世界に興味があるがゴリゴリの筋肉はちょっと抵抗があった方でもフィジークを知ることで印象が変わったのではないでしょうか。

筋トレはあくまでも楽しくポジティブに取り組みましょう。