結果にコミットすることで有名なパーソナルトレーニングジム、RIZAP(ライザップ)。「短期間で必ずやせられる」と高評価が目立ちますが、反対に、苦情や悪い評判はないのでしょうか? 業界屈指の会員数を誇るだけあり、いろいろな意見が出ることは否めません。実際にRIZAPへどのような苦情が寄せられているのか、見ていきます。
目次
RIZAP (ライザップ)でよく聞かれる苦情

パーソナルジム業界では圧倒的な知名度と人気を誇るRIZAPですが、なかには苦情もあるようです。よく聞かれる苦情は、以下のとおりです。
- 予約が取りづらい
- トレーニングがキツすぎる
- プロテインやサプリメントをすすめられる
- トレーナーにアタリ・ハズレがある
- 広告とトレーニング内容が違う
- 返金保障制度が使えない
一つずつ見ていきましょう。
1. 予約が取りづらい
RIZAPは専属トレーナーがついてマンツーマンで行うため、予約制です。この予約が取りづらく、なかなか希望の時間に通えないという声があるようです。
トレーナーの数が足りない
RIZAPは知名度が上昇したばかりに入会人数に対して店舗数が追いついていない状態と考えられます。
また、店舗の拡大をしようにもトレーナー不足もかなり深刻のようです。既存の会員を担当している最中でも本部の指示で多店舗への移動となってしまうケースも多発しています。当然、トレーナーを変更された会員からの苦情も寄せられているでしょう。
施設の空きが少ない
さらに地域によってはトレーニング施設に空きが少ないのが現状です。仕事後の会員が集まる平日夜の時間帯は、とくに混みます。それでも地方の店舗は部屋数が少ないため、予約の取り合いとなっているようです。

まとめて予約するのがポイント
しかし予約の問題は、予約の取り方によって回避できます。なぜならRIZAPの事前予約は3週間前からまとめてすることができますが、ほとんどの人は1週間分しか予約を取っていないからです。
そのため、毎週決まった曜日にトレーニングしたいという人は、先にその曜日だけを確保しておくといいでしょう。
2. トレーニングがキツすぎる
RIZAPは結果を出すジムとして有名で、ほとんどの人が大幅な減量に成功しています。
しかし、トレーニングがキツすぎて筋肉痛や全身疲労がなかなか治らず、仕事や生活に支障をきたすというケースもあるようです。
筋肉痛はやむを得ないと考える
ライザップに通う人は、ふだんあまり運動をしていない人が大半です。筋肉痛に慣れていないので、余計につらく感じるかもしれません。
しかし、トレーニングで筋肉が成長するために、筋肉痛はつきものです。しっかりと筋肉が鍛えられ、新陳代謝が良くなることは、ダイエット成功への道につながります。
つらいほどの筋肉痛になるのは、しっかりとプログラムをこなせている証拠といえるでしょう。

3. プロテインやサプリメントをすすめられる
RIZAPでは、オリジナルのプロテインやサプリメントを販売しています。コースに通っているあいだ、これらの商品の購入をすすめられることがあります。
人によってはこれがいやで、苦情をもらすことがあるようです。
プロテインやサプリの購入は任意
しかし、すすめられたからといって、買わなくてはならないわけではありません。実際、RIZAPのプロテインやサプリを購入している会員は、それほど多くないのが実情です。
ライザップのトレーナーも、無理やり売りつけてくるようなことはないので、心配いらないでしょう。
RIZAPの商品を選ぶのもひとつ
また、人によっては「RIZAPのものは高いから安いものでいい」と考え、他メーカーのプロテインを持参する人もいるようです。
RIZAPのプロテインやサプリは、専門家が研究を重ねて開発した信頼性の高い商品です。トレーニングにプロテインやサプリを取り入れたいと思うなら、RIZAPの商品を選択するのも、もちろん賢明です。

4. トレーナーにアタリ・ハズレがある
マンツーマンで指導してくれる専属トレーナーの存在は、RIZAP(ライザップ)の大きな魅力です。
しかし、実際はトレーナーに対しての苦情が一番多いように思われます。
店舗によってさまざまなトレーナーの口コミがあり、とくに多い苦情は
- トレーニング中に携帯を触っている
- 食事管理の返信メールが遅い
- テンションがあわない
などがあります。
トレーニング中に携帯を触っている理由
RIZAPのトレーナーは、同時に何人もの会員を担当していることがほとんどです。これらすべての会員に対して、食事指導などに関する連絡をしなくてはなりません。
このため、忙しさのあまり、他の会員のトレーニング中でも、すきま時間ができると携帯から返信をするトレーナーはいるようです。私用の連絡ではないので、けっして業務を怠っているわけではありません。しかし、気になってトレーニングに集中できないのであれば、トレーナーに直接言うか、カウンセラーに相談しましょう。
食事管理の返信メールが遅い理由
上記のように、専属トレーナーは複数の会員を受け持って、基本的に忙しくしています。このため、食事の報告をしても、迅速に返事を送れない、という事態もあり得るようです。
ただ、トレーナーは基本的にすべての会員に平等で、できるかぎり誠実に対応しようと努力している場合がほとんどです。寛容な気持ちも必要かもしれません。

テンションがあわない場合
トレーナーも人なので、どうしても自分と相性があわないことはあるでしょう。採用率3.2%のせまき門をくぐってきたトレーナーは、どの人も優秀なことは確かです。
でも、もしなんとなくテンションがあわなくて疲れる……、ということがあれば、交代は申請できるので、カウンセラーに相談しましょう。
5. 広告とトレーニング内容が違う
ライザップの広告にある「2ヶ月でマイナス〇〇キロ達成」などの言葉を見て、入会を決めた、という人もいるでしょう。しかし、実際にカウンセリングを受けると「時間をかけてやせる方がよい」と言われることもあります。これが苦情の発端となってしまうようです。
個人個人の状況により最適な期間は違う
RIZAPの標準的なトレーニング期間は、2ヶ月です。2ヶ月というのは、一般的なダイエット期間に比べると、とても短い期間です。カウンセラーは、その人の体質や生活リズムをヒアリングしながら、もう少し長い期間をとって、無理なくダイエットをしたほうが効果的と考えた可能性があります。
6. 返金保障制度が使えない
RIZAPには、入会後30日限定の全額返金保証制度があります。この制度を申請したところ、「条件を満たしていないために返金できない」と言われたという苦情が、以前はよく聞かれました。
現在は、理由を問わず返金される
しかし、RIZAPは返金に対しての苦情が明らかに多かったことから、その後、公式サイト上に「いかなる理由でも返金する」という文言を追加しました。
この結果、引越しや転勤といったやむを得ない理由はもちろん、「自分に合わない」「つらくて続けられない」といった自己都合の理由でも、全額返金保証制度が適用されるようになっています。
RIZAPへの苦情を理由に入会をやめるのは早計
RIZAP(ライザップ)でよく聞かれる苦情をまとめました。振り返ると、その背景には人気ジムならではの事情や、利用者を思うがゆえの理由も見うけられます。総じて、ライザップへの苦情に、入会をあきらめるほどの重大な悪評はない、といえるでしょう。不安な人は、無料カウンセリングの際に「こういった苦情を聞いたことがあり不安だ」という旨を、カウンセラーに率直にぶつけてみることをおすすめします。きっと真摯にこたえてくれるでしょう。

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