通った経験のない人でも「RIZAPと言えば糖質制限」と連想するほど、厳しい食事制限のイメージが根強いRIZAP。
RIZAPでは一時的に痩せさせるための食事制限ではなく、生涯にわたって”正しい食事を選ぶ力”を身につけるための食事制限・食事指導を行います。
なんとなく炭水化物がダメというのは知っていても、実際にRIZAPで行われている食事制限がどのようなものなのかご存知でない方も多いですよね。
RIZAPの食事制限について解説していきます。
目次
RIZAP (ライザップ)の食事制限はどんなもの?
RIZAPの食事制限は、ただ糖質をカットしたりカロリーを制限すればOKというものではありません。
無駄なものは削ぎ落としつつ必要な栄養素をしっかり摂取して、健康に痩せるために行うのがRIZAP流の食事制限です。
RIZAPの食事制限はどんなものなのかを理解して、ぜひ取り入れてみてくださいね。
基本の糖質制限
炭水化物から食物繊維をひいて残ったものが糖質です。
そのため同じカロリーの炭水化物を摂取しても、食物繊維が豊富な方を選べば糖質は低くなります。
お米を食べる場合は白米ではなく玄米を、パンはブランパンを選んで糖質をカットしましょう。
人間の体は糖質をエネルギー源にしていますが、糖質が不足すると脂肪を分解してエネルギーを作り出します。これが糖質制限ダイエットの大まかな仕組みです。
それならとにかく糖質をカットすればいいと思われるかもしれませんが、あまりにも糖質を制限してしまうと脳が生命の危機感を感じ、少ないエネルギー量で体を維持しようと低燃費の体質に変化してしまいます。
そうなると糖質制限をしてもわずかな糖質で脂肪を溜め込むようになるので、トレーナーの指導のもとで適切に糖質をカットしましょう。
体重に合わせてタンパク質を摂取する

知識のないまま食事制限をすると、糖質だけでなく体にとって大切なタンパク質も制限してしまいがちです。
タンパク質が不足すると
・筋肉量が減る
・抜け毛が増える
・肌のハリツヤがなくなる
・疲れやすくなる
・貧血になる
などの恐ろしい現象が起きてしまいます。
中でも筋肉量の不足は基礎代謝が落ちてしまうので、食事制限をしていても思うように痩せません。
そうならないためには体重の0.8〜1.5倍のタンパク質が必要になります。
体重が60kgの場合に必要な1日のタンパク質摂取量は48〜90gで、高タンパクとされる赤身の牛ステーキで240〜450gになるので、女性や食の細い方には難しい量ですよね。
プロテインドリンクやサプリを併用するなどして、しっかりとタンパク質を摂取しましょう。
良質な脂質を摂取する
油はダイエットの敵と思われがちですが、脂質が不足すると肌荒れや便秘を引き起こしてしまいます。
便秘になると新陳代謝が低下して皮下脂肪がつきやすくなるので、油は適度に摂取するべきです。
油を摂る際は、油の量よりも質に注意してください。
マーガリンやサラダ油などのトランス脂肪酸を多く含む油は避け、エキストラバージンオリーブオイルやアマニ油・エゴマ油など天然の油や、サバやアジなどの青魚から摂取できる良質な脂質を摂りましょう。
良質な脂質には脂肪の代謝を促す効果もあります。
アマニ油とエゴマ油は熱に弱いのでドレッシングに使用しましょう。
RIZAP (ライザップ)の食事制限で重要なポイント
RIZAPの食事制限は食べる量の制限ではなく、食べ物の質を制限するものです。
質の良い栄養素を正しく摂取するには、気をつけておくべきポイントがあります。
RIZAPの食事制限の効果を高めるために、重要なポイントを理解しておきましょう。
1日3食きちんと食べる
ダイエットを始めると食事を抜いて摂取カロリーを低くしたくなりますが、それは絶対にやめましょう。
RIZAPの食事制限では「1日3食摂ってももいい」ではなく「1日3食摂らないとダメ」とされているので、もともと朝食を食べない習慣がある人でも1日3食をきっちり摂ることになります。
空腹状態が長く続くとエネルギー源となる栄養が不足し、体はエネルギーを補おうと筋肉を分解し始めます。
筋肉が減ると代謝が落ち、あまり食べないのに痩せにくく太りやすいという残念な体質になってしまうのです。
食欲がないときはヨーグルトだけでもいいので、食事を抜かないようにしましょう。
RIZAPの食事制限は間違った食事習慣を改善して、1日3食をきちんと摂りながら糖質を制限していきます。
NG食材・OK食材を把握する
肉か魚、それに加えて野菜を食べておけばいいと思われるかもしれませんが、野菜にも糖質制限中はNGなものがあります。
知らずに糖質量がオーバーしている場合もあるので、NG食材・OK食材は把握しておきましょう。
〜糖質の低い野菜〜
オクラ/かぶ/カリフラワー/ブロッコリー/パプリカ/ピーマン/キャベツ/レタス/きゅうり/玉ねぎ/トマト/なす/ニラ/ニンニク/ネギ/もやし/ほうれん草 など
果物はビタミン豊富で体にいいとされていますが、RIZAPの糖質制限ではNGとなっています。
RIZAP (ライザップ)の食事制限後はリバウンドしない?
RIZAPでの食事制限は短期間で大幅に減量できますが、そのぶん反動も大きくなりそうでリバウンドしないか心配ですよね。
RIZAP終了後は筋肉がついて代謝が上がっているので、以前よりは太りにくい体になっていますが、だからと言って好きなものを好きなだけ食べる生活に戻ればもちろんリバウンドしてしまいます。
RIZAP期間中ほどストイックに糖質制限をしなくても、正しい食事習慣を続けていれば、たまに食べ過ぎたくらいではリバウンドの心配はありません。
身につけた食事の知識を活かして、正しい食事習慣を継続していきたいですね。
まとめ
食事制限と言うと食べる量を極端に減らして常に空腹状態というイメージですが、RIZAPの食事制限は1日3食をしっかり摂るので、それほど空腹に悩まされることはありません。
正しい食事習慣で必要な栄養素をしっかり摂取すれば、体はどんどん痩せやすい体質に変化していきます。
RIZAPの食事制限で糖質の低い食事を選べる力と正しい食事習慣を身につけて、RIZAP終了後もリバウンドせずにスタイルを維持していきましょう。
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