ダイエットに成功したあとで付きまとうのがリバウンドの心配です。
一大決心をしてRIZAPに入会し、一生懸命頑張って結果を出したのですから絶対にリバウンドなんてしたくないでしょう。
短期間で一気に痩せるとリバウンドしやすいというのはよく耳にしますが、RIZAPはどうなのでしょうか。
RIZAPのリバウンド率やリバウンドの原因について解説していきます。
目次
RIZAP (ライザップ)のリバウンド率
ライザップのリバウンド率は低い
RIZAPの一般会員のリバウンド率は全体の7%といわれます。
芸能人のリバウンド率はそれ以上ですが、RIZAPで痩せた芸能人は高額なギャラをもらって仕事としてダイエットをしているため、一般会員のリバウンドとは性質が違います。
7%ということは100人いたら7人、15人に1人程度はリバウンドしている計算です。
一般的なダイエットでのリバウンド率は70%以上といわれているので、RIZAPのリバウンド率は低いといえそうですが、一定数の人がリバウンドしていることは事実です。
RIZAP (ライザップ)でリバウンドする理由と対処法
リバウンドしにくいはずのRIZAPでのダイエット。
頑張って厳しい食事制限やトレーニングにも耐えて結果を出したのに、どうしてリバウンドしてしまうのでしょう。
考えられるリバウンドの原因を解説していきます。
① トレーナーとの相性が悪かった
RIZAPでは会員ひとりひとりに専属トレーナーがつき、マンツーマンでトレーニングを行います。
会員は毎日の体重や食事内容をトレーナーに報告するなど、ジム以外でもトレーナーと密にコミュニケーションを取り、二人三脚で目標に向かいます。
「トレーナーがいたから頑張れた」「トレーナーと出会って人生が変わった」という声もあるほど、信頼できるトレーナーとであれば結果も出やすく、終了後も、その教えを守って体型を維持しようと努力できるものです。
【対処法】トレーナーを交代申請する
反対に、トレーナーとの相性が悪ければ、専属という利点が逆効果になってしまいます。RIZAPは狭き門をくぐって採用された正真正銘のプロです。しかし、人間同士ですから、どうしても相性が合わないことはあるでしょう。
トレーナーが合わないと思ったら、「交代申請」をしましょう。限られた期間で有意義なトレーニングをするには、相性のよいトレーナーと出会うことは重要です。
② 受講中に減量しすぎてしまう
RIZAPは最短で2か月という短期間集中型のトレーニングジムです。“結果にコミットする” だけあり、料金は他のジムに比べて高額です。
「大金をかけて入会するのだから」と、あまりに高い目標を掲げて、無謀なダイエットに励む人も少なくありません。しかし、無理を強いて短期間で成し遂げたダイエットは、リバウンドにつながりやすいといわれます。
【対処法】無理のない目標を設定する
2か月後にコースが終了し、あとは自分でリバウンド防止に努めなければいけない現実を踏まえましょう。急激に体重を減らした身体はリバウンドしやすいこともあるので、受講中は無理のない目標設定が大切です。
トレーナーによく相談して、トレーニングをおこなっていきましょう。
③ 厳しい食事管理の反動
RIZAPの食事管理は糖質制限です。このため、甘いものが好きな人、麺類やごはんなどの炭水化物が好きな人とってはつらいものです。
しかし目標にむけて糖質制限に励むうちに、だいたいの人は脳や身体が制限に慣れて、RIZAPが終了しても高脂質や高糖質のものを進んで食べたいと思わなくなります。
それでも一部の人はRIZAP終了の解放感から糖質制限を完全に解除し、カロリーを気にせずに食べ過ぎてしまうので確実にリバウンドします。暴飲暴食を止められずに、ダイエット前よりも太ってしまうケースもあります。
【対処法」小さな工夫を心がける
コースが終了すれば、スタジオへ行かなくなり、伴走してくれたトレーナーもいなくなります。受講中と同じ節制をすることは難しいでしょう。それでも、なるべくリバウンドしないように心がけることが大切です。
- 外食では低糖質、低カロリーのメニューを選ぶ。
- ビールや日本酒よりはハイボールにする。
- うどんよりはそばにする。
- 満腹になるまで食べない。
- 食事の量を過度に減らさない。
- 食事の量を昼>朝>夜にする。
- 就寝前3時間の飲食は避ける。
など、日々の中でできることを継続していけば、大幅にリバウンドすることは避けられるはずです。
④ 運動をやめてしまう
筋トレ中心のトレーニングで筋肉量が増えるので、RIZAP終了直後は基礎代謝が上がって太りにくい体質になっています。しかし、週に1~2回していた筋トレをしなくなれば、当然筋肉は落ち、基礎代謝も下がっていきます。
修得した方法で運動を継続する
ライザップでの筋トレは筋肉量を増やすために行いますが、RIZAP終了後は筋肉量を維持するための筋トレが必要です。
週に2〜3回、腹筋運動やスクワットなどの筋トレをして基礎代謝が下がらないようにしましょう。また、RIZAPで学ぶトレーニングは自重やダンベルを使ったものがメインなので、自宅でも継続できます。
あとで「どうやるんだっけ?」とならないように、トレーナーが伝授してくれるトレーニング方法を、しっかり覚えておきましょう。
⑤ 気のゆるみと油断の積み重ね
「痩せたんだからこれくらい食べていいかな」
「痩せたんだから今日くらい運動をサボっていいよね」
最初は本当にちょっとした油断だったとしても、積み重ねていくうちに感覚が麻痺していき、気がついたときには取り返しがつかないほどリバウンドしてしまうケースもあります。
RIZAPの筋トレで筋肉が増え、基礎代謝が上がっているのは事実ですが、過信は禁物です。
【対処法」理想の自分を意識する
気がゆるんだり、誘惑に負けそうになったら、ライザップ入会を決心したときの初心を思い出しましょう。そして、なりたかった理想の自分像を忘れずにいることが大切です。
思い描いていたスリムな身体になったら、お気に入りの水着で海へ行ったり、好きな人をデートにさそったり、何より自分を好きでいられるでしょう。自信をもてる理想のプロポーション、そしてそれを手に入れるために一生懸命努力した経験は、あなたをきっと輝かせてくれるはずです。
リバウンドを防止するRIZAPのプログラム
ライザップには以前、リバウンド保証がありましたが、現在はなくなっています。ただ、リバウンド率を下げるためのプログラムは用意されています。
定期的に身体の状態をチェック
通常のコースを終了した人を対象に、リバウンド防止を目的とした「メンテナンスセッション」というプログラムがあります。
2か月に1回ライザップに通い、通常コースと同様のカウンセリングやトレーニングをおこないます。トレーナーが付き添い、身体の状態を一緒に確認してくれます。費用は1回につき5,000円です。
日々の運動や食事管理のことも相談できるので、コースが終了してゆるみがちな気持ちを、また引き締めることができます。単発のプログラムなので、自分の希望するタイミングで気軽に利用できることも利点です。
RIZAP(ライザップ)終了後もリバウンドしない
RIZAP(ライザップ)のリバウンド率である「7%」に入らないためには、RIZAPで学び、修得した知識や方法を使って、ダイエットを継続することが大切です。それには少なからず努力や忍耐が必要ですが、2か月以上のRIZAP生活を乗り切った人なら、きっとできるでしょう。引き続きプロの力をかりて本格的にリバウンド防止をめざすなら、「メンテナンスセッション」を検討してみてください。
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