ダイエットに成功したあとで付きまとうのがリバウンドの心配です。
一大決心をしてRIZAPに入会し、一生懸命頑張って結果を出したのですから絶対にリバウンドなんてしたくないでしょう。
短期間で一気に痩せるとリバウンドしやすいというのはよく耳にしますが、RIZAPはどうなのでしょうか。
RIZAPのリバウンド率やリバウンドの原因について解説していきます。
目次
RIZAP (ライザップ)のリバウンド率
RIZAPの一般会員のリバウンド率は全体の7%です。
芸能人のリバウンド率はそれ以上ですが、RIZAPで痩せた芸能人は高額なギャラをもらって仕事としてダイエットをしているため、一般会員のリバウンドとは性質が違います。
7%ということは100人いたら7人、15人に1人程度はリバウンドしている計算です。
一般的なダイエットでのリバウンド率は70%以上だといわれているので、RIZAPのリバウンド率は低いといえそうですが、約13万人の累計会員数のうち約9000人がリバウンドしているのは紛れもない事実です。
RIZAPでは、通常コース終了後、リバウンドせず体系維持することを目的とした「ボディマネジメントプログラム」を用意しています。このプログラムに入会すると、利用開始後2ヶ月以降にリバウンドした場合、税抜298,000円分のボディメイクスタンダード16回コースと食事指導を無償で受けることができます。
通常コースを終えていることが条件とはいえ、リバウンドさせないという絶対的な自信がなければ、これほど手厚い保証内容にはなりません。
そんなリバウンドさせない自信満々のRIZAPでダイエットしたにも関わらず、7%がリバウンドしてしまう原因は何でしょうか。
RIZAP (ライザップ)のリバウンド率を下げるために原因を知る
リバウンドしにくいはずのRIZAPでのダイエット。
頑張って厳しい食事制限やトレーニングにも耐えて結果を出したのに、どうしてリバウンドしてしまうのでしょう。
考えられるリバウンドの原因を解説していきます。
① トレーナーとの相性が悪かった
RIZAPではゲストひとりひとりに専属トレーナーがつき、マンツーマンでのトレーニングを行います。
ゲストは毎日の体重や食事内容をトレーナーに報告するなど、ジムでのトレーニング以外でも密にコミュニケーションを取り、二人三脚で目標に向かうというシステムはRIZAPの強みです。
「トレーナーがいたから頑張れた」「トレーナーと出会って人生が変わった」という声もあるほど、信頼できる相性のいいトレーナーであれば結果も出やすく、RIZAPでのダイエット終了後もトレーナーの教えを守って体型を維持しようと努力できます。
反対に、トレーナーとの相性が悪ければ専属トレーナーのシステムは逆効果になってしまいます。
あなたのためを思ってアドバイスしてくれても素直に受け取れなかったり、トレーニングに身が入らなければ、RIZAP終了後にトレーナーの教えを活かすことはできません。
RIZAPのトレーナーはダイエットのプロであり、指導力に優れた人材ばかりですが、人間同士の相性というのは理屈ではなく、どうしても合う人・合わない人はいます。
RIZAPでのダイエット期間は限られていますので、相性が合わないトレーナーとトレーニングを続けるのは時間の無駄です。
トレーナーは交代できるので、違和感を覚えたらすぐに交代申請をしましょう。
言い出しにくいかもしれませんが、相性のいいトレーナーとの有意義なトレーニングができなければ、リバウンドの確率が上がるどころかダイエットに失敗する可能性すらあります。
より良い結果を出すために、トレーナーとの相性は非常に重要です。
② 厳しい食事管理の反動
RIZAPの食事管理は糖質制限です。このため、甘いものが好きな人、ラーメンなどの炭水化物が好きな人とってはつらいものです。
「2ヶ月ダイエットを頑張れば思いっきり食べられる」と自分に言い聞かせて糖質制限に取り組んでいるうちに、だいたいの人は体が糖質制限に慣れてきて、RIZAPが終了しても高脂質や高糖質のものを進んで食べたいと思わなくなります。
それでも一部の人はRIZAP終了の開放感から糖質制限を完全解除し、カロリーを気にせずに食べ過ぎてしまうので徐々にリバウンドしていきます。
一度リバウンドしてしまうとダイエット前の体重以上に太ってしまいがちです。
RIZAP期間中ほどの食事制限でなくとも、食事のメニューで迷ったらなるべく低糖質・低カロリーのものを選んだり、お酒を飲むときはビールや日本酒ではなくハイボールにするなど、日々の中で少し気をつけて過ごしていれば大きなリバウンドにはつながりません。
③ 小さな油断の積み重ね
「痩せたんだからこれくらい食べていいかな」
「痩せたんだから今日くらい運動をサボっていいよね」
最初は本当にちょっとした油断だったとしても、積み重ねていくうちに感覚が麻痺していき、気がついたときには取り返しがつかないほどリバウンドしていまうケースもあります。
RIZAPの筋トレで筋肉が増え、基礎代謝が上がっているのは事実ですが、過信は禁物です。
リバウンドしにくい体質は作れますが、リバウンドしない体にはなれません。
RIZAP (ライザップ)でのリバウンド率を下げるために
リバウンドしてしまうと、つらい思いをしながら頑張った日々や支払ったお金も無駄になってしまいます。
RIZAPでリバウンドないためにはどうしたらいいのかを知り、小さな油断ではなく小さな努力を積み重ねていきましょう。
(1)自分に合ったダイエットを継続する
RIZAPのプログラムが終了しても、ダイエットが終了したわけではありません。
サポートしてくれていたトレーナーはもういませんし、毎週通っていたトレーニングもなくなりますので、自分の体型を維持できるのは自分しかいない状況です。
RIZAP終了後からがダイエットの正念場といえます。
RIZAPが終了した開放感にまかせて欲望のままに食べたり、運動を全くしなくなればあっという間にRIZAPでの頑張りは水の泡です。
そうはいってもダイエットは一過性のものではなく生涯付き合っていくものなので、RIZAP中のようなハードなトレーニングや食事管理をずっと続けるのは無理です。
トレーナーから学んだトレーニングの知識や食事管理の知識を活かして、無理なく自分に合ったやり方でダイエットを続けましょう。
(2)我慢ではなく調整を心がける
RIZAPでの厳しい糖質制限やハードなトレーニングは、短期間だから成し遂げられたに過ぎません。
食事の際になるべく低糖質・低カロリーなものを選ぶ習慣は大切ですが、時には甘いものや炭水化物を思い切り食べる日があっても大丈夫です。
日常的に気をつけて過ごしていれば、たまにハメを外しても前日や翌日の摂取カロリーで調整したり、運動量を増やしたりすればリカバリーできます。
我慢ではなく、上手に調整して無理なくダイエットと付き合っていきましょう。
(3)定期的な筋トレを続ける
筋トレ中心のトレーニングで筋肉量が増えるので、RIZAP終了直後は基礎代謝が上がって太りにくい体質になっていますが、週に1~2回していた筋トレをしなくなれば当然筋肉は落ち、基礎代謝も落ちていきます。
RIZAPでの筋トレは筋肉量を増やすために行いますが、RIZAP終了後は筋肉量を維持するための筋トレが必要です。
週に2〜3回、腹筋運動やスクワットなどの筋トレをして基礎代謝が下がらないようにしましょう。
RIZAPで学ぶトレーニングは自重やダンベルを使ったものがメインなので、自宅でも行えるものばかりです。
定期的な筋トレが習慣化すれば、リバウンドしにくい体をキープできます。
(4)理想の自分像を念頭におく
トレーニングをすることでどんな自分になりたいか、どんな毎日を送りたいかをつねにイメージしておくことが大切です。
RIZAPのコースに通う途中で挫折してしまう人も一定数いますが、その理由の一つとして最初の目標設定があいまいだったことがあげられます。
「2ヶ月で〇キロ痩せる」といったように、数値だけを追いかけるダイエットは、時として自分を追い詰め、つらいものになります。
「スリムな体になり、ビキニを着て海を思いっきり楽しみたい」
「身も心も引き締めて、これまで以上に仕事を頑張りたい」
そんなふうに明確な目標をかかげて、それを達成したときのきらきらした自分を思い描くことが、ダイエットのモチベーションを上げてくれるはずです。
RIZAPのコース終了後も、理想の自分像をつねに念頭におき、大好きな自分に近づけるように日々トレーニングを重ねていきましょう。
まとめ
RIZAPのリバウンド率である一般会員全体の7%、15人中の1人にならないためにはRIZAPで学んだことを活かしてダイエットを継続するしかありません。
無理のない範囲での努力を、日常の何気ない習慣になるまで継続できたとき、リバウンドの確率は限りなくゼロに近づきます。
RIZAPでリバウンドしにくい体を作り、リバウンドさせない習慣を身につけて、理想の自分をキープしましょう。
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